イーク

モリ

2008年12月16日 09:42

沖縄では櫂の事をエーク(ウェーク)という。これを作る材料がイークと言われる事から、この名が付けられた と云われている。所変われば名も変わる。と言うことか、宮古の池間島ではザクギと言うのだそうだ。 ザクとは櫂を指すというから櫂の木 ザクギとなる。 では石垣島ではどうか?ケイズという名で呼ばれでいる。どれも同じ文化を持つのにどうしてこうも違う名なのだろうか? 沖縄ではその昔最も価値のある材としてイーク(モッコク)やチャーギ(イヌマキ)が珍重されていた。ある時代は勝手に切ってはならないものであったらしい。もしかしたらそのヘンに答えがあったりすると面白いのだが、、 沖縄本島には殆どいっていいほど見られなくなったイークだが、驚いたことに、この状況はここ石垣島でも全く変わらない。庭木には黒木やチャーギはよく見られるが同じようにそれ程珍重されていたはずのイークは殆ど見る事が出来ない。こうなると意地でも見たくなる。材木屋さんを当たり大工さんを当たる。それでも見つから
ない。いよいよ深みにはまってきそうだ。今日は30k離れた久宇良まで足を伸ばす。

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